キンポウゲ目アケビ科アケビ属のつる性落葉低木。
木はメスオス同株ですが、異なる花が咲きます。
4〜5月に開花、雄花は中央部に6本の雄しべがみかんの房の様に、
雌花はバナナの果実の様な雌しべが放射状につく。
果実は9〜10月に熟して淡紫色に色づく。
葉は楕円形の小葉掌状につく複葉で互生する。
これの蔓、葉、果実には薬草としての効能があると言われている。
つる性の茎は木通という生薬であり、利尿作用、抗炎症作用、通乳作用などがあり、竜担瀉肝湯の漢方方剤に使われる。
昔から山遊びの子供達のおやつ、山菜料理にも
成熟した蔓は、カゴを編むなどして工芸品の素材として利用される。
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